今頃みんなはいい感じ

だって俺たちゃブログ世代

2023-01-01から1年間の記事一覧

「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」202303025

漫画で第一部が終わった後に挟まれる番外編のような、 ゲームの特典で付いてくるドラマCDのような、 そんな、あの頃あった良さに満ちた2だった。相変わらず苦手かも、とも思えるノリがギリギリでいい方に転がって最高に感じてしまう。今作はもうとにかく丞…

「シン・仮面ライダー」20230317

凄かった。 凄すぎて映画館を出た後、雨が降る中、歩いて帰ってしまった。見ている間、自分の心の中にいる島本和彦先生が「庵野ぉぉぉおおお」と叫んでいた。 シン・ゴジラを期待していったら まさかシン・キューティーハニーだったとは。シン・ウルトラマン…

SNSで乳首を見ても驚かなくなっていた

ツイッターのおすすめ欄にて 女性の乳首が出ている画像が表示されていた。そのことに何も驚かなかった。自分はいつからSNSで乳首を見ることに、 そして女性の乳首に対し無感情になってしまったのだろう。インターネットの世界ではもはや、ワンクリックどころ…

【平成の若者たちへの憧れ】「きらきらひかる」20230306

きらきらひかる (新潮文庫)作者:香織, 江國新潮社Amazon 私たちは十日前に結婚した。しかし、私たちの結婚について説明するのは、おそろしくやっかいである――。笑子はアル中、睦月はホモで恋人あり。そんな二人はすべてを許しあって結婚した、はずだったのだ…

おじさん、トラジャを見た、見てしまった

以前、「Travis Japanのライブに行くかもしれない!」という記事を書いた。 madaikiteiru.hatenablog.com そして、行ってきた。 会場につき開演を待つ頃、自分は謎の緊張に支配されていた。 なぜなら思った以上に席が良かったから。 トロッコでメンバーが同…

「BLUE GIANT」20230302

前日、漫画を読んだら熱くなったのでドルビーアトモスで見てきました。 分かってはいたけど自分の地元でもある仙台編は一瞬で終わった。 もちろん北京餃子は出てこなかった。声を担当した俳優のみなさんも素晴らしく、山田裕貴さんの仙台弁には感動した。 (…

【ストレスフリー!オールオッケー!】「線は、僕を描く」

線は、僕を描く (講談社文庫)作者:砥上裕將講談社Amazon思った以上に「またオレ何かやっちゃいました?」な小説で驚いた。・両親を交通事故で失い、孤独に過ごしていた主人公 ・水墨画展示会のバイトにいくと偶然、謎の老人に気に入られた ・謎の老人は実は…

「コーダ あいのうた」20230225

音楽の力で感動のバイブスが出てるけど、描かれてるのはひたすらのしんどさだと感じた。 情があるからこそ家族というのはしんどい。娘を救っている音楽。 でも自分には感じることがでない。 そんな謎の神様みたいな存在を信じられるのは、やっぱり家族への思…

【しょーもない暴力との戦い方】「模倣犯」20230215

模倣犯1 (新潮文庫)作者:宮部 みゆき新潮社Amazon模倣犯2 (新潮文庫)作者:宮部 みゆき新潮社Amazon模倣犯3 (新潮文庫)作者:宮部 みゆき新潮社Amazon模倣犯(四) (新潮文庫)作者:みゆき, 宮部新潮社Amazon模倣犯(五) (新潮文庫)作者:みゆき, 宮部新潮社Amazo…

コロナが「コロナ2019」になった日、ラーメン屋にて

夕方、お腹が空いたのでフラッとラーメン屋に入った。 初めての店で、店内には店主と自分の2人。ラーメンをすすっていると唐突に店主が 「コロナの名前が『コロナ2019』になったそうですよ」 と話しかけてきた。「コロナ禍が終わったってことなんですか…

20230209【その町で暮らすという事】「高架線」滝口悠生

高架線 (講談社文庫)作者:滝口 悠生講談社Amazonリバーサイドリーディングクラブが勧めていたので手に取った。 この小説の舞台は東京の「東長崎」。うちの近所だ近所が描かれているなんて、東京に住んで良かったなー、 なんて思いながら読んだ。東長崎にある…

「燃ゆる女の肖像」20220210

フランス映画なので、突然情事が始まるのだろう。と覚悟し視聴。 やはり突然起きた情事に驚いた。映画好きの間でも評判のいいこの映画。 やはり「わかりたい」という気持ちになってしまう。しかし、残念ながら全然わからなかった。 いつ2人の恋が始まったの…

20230126【これは納得の動機】「そして誰もいなくなった」

そして誰もいなくなった (クリスティー文庫)作者:アガサ・クリスティー,青木 久惠早川書房Amazonwww.audible.co.jp折角だし古典中の古典を抑えておこう、と思って手を出したアガサ・クリスティー「そして誰もいなくなった」。 「見立て殺人」の代表作とも言…

20230123【レジェンド級の余韻】「火車」

火車 (新潮文庫)作者:みゆき, 宮部新潮社Amazon火車作者:宮部 みゆきAudibleAmazon宮部みゆきは母が好きで、実家の本棚に並んでいた。 学生の頃、自分も数冊読み、好きになったのだが「火車」は題材が重いせいか、手が伸びなかった。 母に「お前のような奴は…

20230119【CV全部櫻井孝宏】「墨のゆらめき」

墨のゆらめき作者:三浦 しをんAudibleAmazonこの「墨のゆらめき」はオーディブルの為に書き下ろされた小説。 オーディブル先行配信で、本としてこれから発売される。ストーリーは、お人よしなホテルマン(CV櫻井孝宏)がやさぐれた書道家(CV櫻井孝宏)と出…

20221227【全く違う意味で衝撃の結末】「くちびるに歌を」

くちびるに歌を (小学館文庫)作者:中田 永一小学館Amazonwww.audible.co.jp長崎、五島の少年少女たちが合唱をする。 と聞くだけで素敵なエモが胸に満ちる作品。主人公の一人、サトルのかわいさにウットリしながら聞くのだが、 後半、急スピードで成長するサ…

20221209【これこれ、この感じ】「変な家」

変な家作者:雨穴飛鳥新社Amazonwww.audible.co.jp 短く聞きやすそうだったので初めて聞くオーディブルに選んだ。 話題作ということもあってか、この作品は一人による朗読ではなく、登場人物ごとに声優が分かれている。 主人公は小林裕介氏だ。内容はトリック…

20230208「いとみち」

津軽三味線を特技に持つ女子高生、相原いと。 強い津軽訛りと、元々の内気さから人前でうまく話すことのできない彼女がメイドカフェでバイトを始めることで・・・という映画。きららコミック的な感じかと思いきや、BGMを抑えた非常にしっとりとした作り。ウ…

20230208「黄龍の村」

「ベイビーわるきゅーれ」の阪元裕吾監督作品。いや、そもそもなんでそのメンバーでBBQいった。ツイッターの即落ち1ページ漫画のテンションに近い。 キャラ造形に90年代カプコン、SNKを感じて懐かしい気持ちにもなる。こういう映画を見ると、面白い俳優さん…

Audibleを使い始めたら本を買っていた

Amazonオーディオブック 「Audible (オーディブル)」。 本を朗読で聞けるサービスである。 www.audible.co.jp月額1500円で12万冊以上が聴き放題。 古典から新作。 小説から自己啓発本まで色々とある。2ヶ月のお試し期間があったので使ってみたのだがこれ…

おじさん、トラジャに会いにいく

かもしれない、というお話。 トラジャとの出会い トラジャこと、Travis Japanはジャニーズ事務所属の7人組アイドルグループ。 2012年に結成。 2022年、10月に世界デビューを果たした。 そんな彼らと、僕の出会いは2019年の春ごろ。 とある都…

『ぼっち・ざ・ろっく!』はあの頃の俺たち救済ルートなのか

昨年末、話題になったバンドアニメ「ぼっち・ざ・ろっく」。 「バンドやってた人からするとどうですか?」 とよく回りから言われたので視聴してみた。※言い訳がましく言うと自分はバンドマンと名乗れるほどちゃんとバンドはできていなかった人間ではあるとり…

20230115「NOPE」

めっちゃくちゃ変な映画。あえて言えば「コワすぎ」に近いものを感じる。 事前知識から、意味とか考えながら見てしまったけど、何も考えずに見てもいいいんじゃないか。 入口として「最悪の奇跡が起こる」ていう意味深キャッチフレーズもいいんだけど気分的…

20230107「サマーフィルムにのって」

始まってすぐ好きな映画だと思った。そこから映画が終わるまで好きな瞬間がずっと続いて、もう大好きだった。 この映画を一切ネタバレなく見ることができたのは僥倖。大好きな金子大地さんが出てきた時には好きの累乗すら感じた。 人生で「桐島、部活やめる…

20230103「さがす」

ファーストスラムダンクを見て映画欲が増したので視聴。 伊東蒼さんがとてつもなく素晴らしい。清水寛也さんの雰囲気も好き。 ただ前半、社会派の話でスタートして後半、サスペンスとして面白くする為のストーリーになっていったので最終的に何を受け取って…

20230103「THE FIRST SLAM DUNK」

昨年の年末、繁忙期を終えた。ようやく来た休み。しかし、自分には何も待っていなかった。偶然にもその日はクリスマスだった。映画でも見るか。と思い人生で五回ぐらい見ようとしては挫折しているグラントリノを見ようとした。が、しかしその日は寝てしまっ…