学生の頃、家に帰ると兄がSAWを見ていた。
丁度ラストシーンだった。
その時点でオチを知ってしまった私はSAWを見ることなく今まで来た。
しかし今更ながらちゃんと見てみようと視聴。
この約20年でSAWシリーズのネタバレを散々見てきてしまってたのと、
類似作が大量に作られてきたせいで「これも見たことがある!」「それも知ってる!」
とタイムループしてる人みたいな目線で見てしまった。
長年グロいから見るの怖いなーと思っていたので、案外グロくなかったのはビックリした。
学生の頃、家に帰ると兄がSAWを見ていた。
丁度ラストシーンだった。
その時点でオチを知ってしまった私はSAWを見ることなく今まで来た。
しかし今更ながらちゃんと見てみようと視聴。
この約20年でSAWシリーズのネタバレを散々見てきてしまってたのと、
類似作が大量に作られてきたせいで「これも見たことがある!」「それも知ってる!」
とタイムループしてる人みたいな目線で見てしまった。
長年グロいから見るの怖いなーと思っていたので、案外グロくなかったのはビックリした。
小説のリング三部作を読んだので久しぶりに視聴。
(「リング」以降の話が凄まじかったので今とても誰かに話したい)
子どもの時に見て、おそらく人生で最も恐怖した映画。
今見ても怖いし、何より映像がスタイリッシュ。
呪いのビデオの顔隠し指差し男のカットなんか相当かっこいい。
原作で貞子は姿を現さないので、クリーチャーとしての貞子はこの映画版での発明。
「ほん怖」などを見ると現在にいたるまで日本の怖いキャラのデザインが貞子で止まってしまっているのが恐ろしい。
そして改めて素晴らしいと思ったのは構成。
貞子を小出しせず終盤までひたすら静かに煽り続け、遂に姿を表す貞子。
そして真の恐怖ともいえるラストシーンの余韻。
完ぺきな怖い話の構成だと思う。
(イントロからサビまで不協和音やささやき声で静かに盛り上げ、
大サビで一気に爆発するという
00年代激情ハードコアとの類似性を考えるとその影響は計り知れない)
そして真田広之が美しい。
部屋もオシャレ。
第2シーズン2作目にして事実上の最終作。
番外編のような内容で前半の「何を見せられているんだろうか」感は凄まじい。
正直、昔見たはずなのに途中までどんな話か思い出せなかった。
今作のゲストキャラであるおっさんの弱者男性描写が大変に厳しい。
そんな幼さを抱えるおっさんを、二次元に絶対いないタイプのカスおじさんである工藤がぶん殴る。
ファンタジーには現実的な暴力で対抗。これが「コワすぎ」の骨子なのかもしれない。
シーズン1終盤では話がファンタジー側に行きすぎてしまい、その骨子が崩壊してしまった。
第2シーズンでは工藤がちゃんと暴力を振るっている。
シリーズ1を受けてのシーズン2のメンタリティの変化を描いているのかもしれない。
と数年ぶりにシリーズを見返して思った。
まぁ、そんなことないだろうけど。
という訳で「コワすぎ」の8年ぶりの新作楽しみです!
仕切り直して帰ってきた「コワすぎ」。
話も初期のフォーマットに戻り、落ち着きを取り戻している。
この作品に関しては突然不良ギャルから少年サンデー漫画のヒロインのように豹変する新キャラ、新菜が個人的に大好きなので好きです。
前回で行くところまでいった「コワすぎ」。
どう話をまとめるのか、と思った所まさしくカオスにカオスをぶつけてきた最終作(一回目の)。
どういうを思考回路をしていれば考え付くのかわからない試練の数々。
そして前作同様、2000年代美少女ノベルゲームのキャラをおっさんに置き換えたような関係性。
なんかその、昔味わった甘酸っぱさのようなものを感じている内に「コワすぎ見て良かったな!」と思せてしまう謎のパワーがある。
「コワすぎ」シリーズ集大成となる劇場版。
前回の終盤からかなり怪しい感じはしていたが、遂にその挑戦心が行き過ぎている。
序盤は劇場版に相応しくJホラー映画の王道「やばい村物」か。
と思い来や伝奇物になり、タイムリープものになり、
最終的には2000年代初頭のノベルゲームの主人公をおっさんに置き換えたような作品。という謎の印象になる。
「コワすぎ」とはなんだったのだろうか。
前作で方向性を確立し、満を持して放たれた新章。
唐突なガングロギャルなど「まだまだトガッていくぞ」という意思を感じさせるスタート。
常にたまらない芝居を見せる道玄も登場し、いよいよ…という所で初期「天才テレビくん」ばりの異次元表現。
軌道に乗ったからといって安定の道を進まず、常に挑み続ける「コワすぎ」。
「一体何を見せられているんだ」という気持ちにしっかりさせてくれた。