今頃みんなはいい感じ

だって俺たちゃブログ世代

20220103「街の上で」

f:id:madaikiteiru:20220223022006j:plain
地方出身者の自分からすると下北沢という場所は街というか概念だと感じてしまいます。

東京に住むようになった今でも、SFでいう惑星○○とかと同じ存在です。
実際に下北沢にいくと皆んな驚くぐらい下北沢ぽい人達が下北沢ぽく暮らしています。

下北沢に暮らす人達が、みな下北沢らしい振る舞いをすることで下北沢を下北沢たらしめている、という幻想都市なのかもしれません。

この映画に出てくる人たちは、もうバカにしてくるのか、と思うくらい下北沢しているし、
それ以上に監督の下北沢への愛おしさを感じられます。多分。

かつて、自分も上京する前。
東京に行けば何か起きるかもしれないと思ったし、それこそ下北沢なんて憧れの街でした。

下北沢というのは、そういう予感と希望のがいねんなのかもしれません。

そしてこの映画を見ている時、あの頃感じていた東京への憧れやドキドキを思い出すことができました。
(特に城定さんとのシーンはもうドキドキしすぎた)

この映画の世界は、自分が選べなかった理想の青春そのもので、大好きな映画になってしまいました。


しかし、この映画に出てくる人達みんな話し合わなそう、とも思うので。
元日から自分の東京でのスタンスを再確認できて良かったです。