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もらとりあむタマ子を見ていると思っていたら自分だった

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タマ子を見てると思っていたら前田敦子さんで

前田敦子さんを見てると思っていたら俺だった。

 

 映画「もらとりあむタマ子」を見た。

この映画

高校卒業後、特に就職することもなく実家に戻り

そのまま実家でダラダラする一年間を描いているのですが

その人生のモラトリアムの生々しさが素晴らしい。

 

本当にダラダラしているだけというリアルさ。

普通の映画ならばそのモラトリアム中に何か物語りが起きるのだけど

この映画は何も起きない。

日々タマ子は実家でダラダラしているだけ。

 

しかしその無表情のダラダラの中にも

タマ子はきっと色々考えている、気がする。

考えて何も行動しないけど

日々何か変わる為の手段を考えている、気がする。

 

そして色々考えているけどとりあえず今日は寝てしまう。

 

わかる。

わかるぞ・・・・。

 

何故なら自分もまさにそんな無為なモラトリアムを過ごしてしまった人だから。

この映画の中のタマ子はまるであの頃の自分そのものだった。

(前田敦子のように美しくはないのでよりハードコアではあったけど)

 

そうした経験のある自分からすると本当にこの映画のタマ子は

かつての自分の見ているようようで

もどかしくもあり本当に愛おしい。

 

親との微妙な距離

地元の罠

考えが煮詰まり過ぎた結果飛躍してしまうあの感じ

 

何もないようでそういう一瞬一瞬の日々のエモーショナルが描かれている。

このエモーショナルはああいう「ただ待つだけの日々」を過ごした者にしか

わからない物なのかもしれない。

 

しかしそれでも自分はこの映画を見ることで

自分ですら忘れ始めている人生のあの時、あの瞬間を

何度でも、何度でも思い出すことが出来る。

出来てしまうのだ。

 

確かにストーリーが面白いかと言われたらわからない。

しかしそれでもこの映画は一つのタイムマシーンとして自分の胸に残り続ける物になってしまったのは確かなのです。

 

 

しかしあの後どうなったかわからないけど

なんとなくあそこで動き出せたタマ子は自分より偉い気がする。

タマ子、リスペクト。

 

 

 

追記

この映画を見た結果わかったのは前田のあっちゃん美少女ぶりはガチ。

AKBの頃フーンとしか思っていなかったことを土下座したい。

 

追記2

ED星野源の「季節」は素晴らしい。

 

追記3

作中でタマ子が読んでるのが「天然コケッコー」や「にこたま」で

絶妙な「ああいう女の子が読んでそう」感。

 

追記4

というか全体的にちょっと昔のフィールヤングコミックの実写化のような空気感の映画だった。

 

追記5

舞台が甲府てことでstillichimiyaのことを考えながら見てたら

本当に「うぇるかむとぅ やまなし」に出てきた喫茶店が出て来た。

甲府の風景は本当に素晴らしい。


田我流の「うぇるかむ とぅ やまなし」vol.7【喫茶あさげ・うどん いち】